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K雑談vol.1「久しぶりの合奏」

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 10月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:10月29日

正しく弾いてたはずなのに、ズレた人につけた1stに私もつけられなかった自分がまだまだだなと思いました、ヴィオラではまだ融通が効かないようです。

合奏は定期的にやってないと本当に鈍くなる…かと言って合奏ばかりやってると己の腕が落ちる感覚もあります。歌謡曲が多いので。

ベートーベン難しかった。いつか良いヴィオラが手に入ったらまた同じ曲やりたいですかね。悲しみを知ってないと弾けない曲。


今回はメンバーのヴィオラを借りて参戦。自分の楽器(いただきもので好きな音がする)は発音が遅く揃え辛く気になったのでレスポンスのいい方を借りたのですが、これは逆に雑音が出やすく表現が付け辛くなかなか苦戦しました。録音を確認しても、弾き辛そうやな〜と言われる始末。わかってくれる奏者がいる有り難さ。

本当はその個体に合わせた弾き方を習得しないといけないのだと思いますが、ヴァイオリンに支障が出そうなのでやらず。同じタイプの楽器なら単純に加減を考えるだけなのでそれほど苦労しないんですけど、全く別のタイプの場合は大幅に弾き方を変えないと端々で粗が目立つので、粗を消すために遊ばずに出来るだけ淡々と弾くということに専念しました。


あんまり楽器は持ち替えない方がいいと、あれこれやると全てが中途半端になるって言いますよね。でもVnVaVc全て触ってても安定してて平均的に音を叩き出す人もいるから、あれは凄いなと。


ヴィオラは音量が出る人が少ないなんて一時期耳にしてましたが、最近はそうでもないんでしょうか。個人的には、音量が大きい事が重要なのではなく、音の芯をある程度残したまま丸く輪郭を型取りながら大なり小なりつけることが大事で、そのレンジ調整がヴァイオリンよりも難しいと感じています。高級な楽器は出来るのかも?わかりません。

音の出方が四角い状態でただ大きいだけでは煩くて周りに邪魔するだけだし、でも加減すると質の良い音が出し辛く特にpなどで力を抜き過ぎると掠れるので、物凄く神経を使って控えめに出したつもりでしたが録音では結構芯が通ってしまっていたのでびっくりしました。pがmpくらいになってしまう。その辺はもう個体にもよるのでしょうけど、ヴィオラの新たな難しさを実感。自分のヴィオラの方が元々丸く出てくれるのでもう少し気楽ですが、それでもそれはそれで別の弾き辛さがある楽器でなので、なかなかバランスの良いヴィオラに出会いません。


いつかはノーストレスで弾けるヴィオラが欲しいです。ヴァイオリンよりも見つけるのが難しそう。


ヴィオラ期間が終わった瞬間に「やった、ヴァイオリンに戻れる」と思ってしまったので、やっぱりヴァイオリンの方が好きなんでしょうか。ヴァイオリンは細かいテクニックが難しくて弾けないというストレスはあって、あとはコンチェルトには不向きな楽器と弓で無理矢理?練習したりしてるので、たまに音のクオリティの限界を感じて嫌気が差す時はあります。

でもテクニックに関しては腕の問題です。最近はチャイコンの難所と言われるところが上手く弾けずに半分投げやりでマンネリ化してましたが、ヴィオラのお陰(苦戦)でまたチャイコンに向き合おうと思えました。ありがとうヴィオラ。


ヴィオラ期間終了後にヴァイオリンを触ったら毎回「ちっさ!」と思っている気がします。ヴィオラでは必死にこの長くはない指を開くので、ヴァイオリンに戻ると指が開きやすく重音が楽だったりします。その代わりあらゆる箇所で音程が微妙にズレる時があり不安定になります。一長一短。昔より音程が悪くなったのはもしかしてヴィオラも弾くようになったからなのか、単純に歳をとって感覚が劣ったからなのか、身体の使い方が変わったり力むようになったからなのか、なんでしょうかね。全部当てはまりそうです。

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