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バイオリンの音を変える「爪」の話

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 3 日前
  • 読了時間: 1分

今日はレッスンの中で、意外と大事な爪のケアについてお話ししました。


バイオリンは指先を弦にしっかり乗せていく楽器なので、爪が少し伸びるだけで音の入り方が変わります。

指が弦にまっすぐ入りにくくなり、圧のコントロールが安定しなくなるからです。


特にポジション移動や細かな音程を取るときは、ほんの数ミリの爪の長さが、「きれいにハマる」か「わずかに滑る」かを左右します。


理想は、指先を横から見たときに、爪が指の肉より出ない長さ。


ちょっとしたことですが、この短さを保つだけで

・音の立ち上がりが柔らかくなる

・ビブラートがかけやすくなる

・音程の安定につながる

など、良い変化が出ます。


忙しい日が続くとつい忘れがちですが、レッスンや練習前にほんの30秒でできるケアなので、ぜひ習慣にしてみてください。


指先を整えるという小さな準備が、その日の音を大きく支えてくれます。

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